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漫画「金色のガッシュベル‼」感想・レビュー!100人の魔物から選出!やさしい王様を目指して!

アクション

タイトル:金色のガッシュ‼
作者  :雷句誠
連載期間:2001年~2007年
巻数  :既刊33巻(完結)

作品情報

魔界の王を決めるため、100名の魔物の子供達が人間とコンビを組み、最後の1組になるまで戦う。ファンタジー系バトル漫画。 天才ゆえに妬まれ、友達のいなかった清麿と、素っ裸で清麿の部屋の窓を割って入ってきたガッシュ。二人が出会い、過酷な戦い、運命の中で共に助け合い、成長してゆく物語。

管理人の戯言

初めてこの漫画と出会ったときの印象は「可愛い絵の感動する物語だな」くらいな気持ちで読んでいました。

読み進めていくうちにガッシュと清麿の友情の絆や他の魔物たちと仲間になっていき1体では勝てない相手でもみんなで協力していけば困難も乗り越えられることが分かってきました。

懐かしいですね、『金色のガッシュ!!』。私、小学生の頃にたまたま週刊少年サンデーを買って、この漫画に出会ったんですよ。最初は、コルルっていう女の子の魔物が出てくる回を読んだんです。コルルが主人公だと思って、すっかりこの物語にハマってしまって。だから、次の話を読んでタイトルが『金色のガッシュ!!』だったので主人公が違うことに気づいた時は、ちょっとびっくりしましたね。

でも、読み進めていくうちに、ガッシュと清麿の友情が深まっていく様子に、どんどん引き込まれていきました。魔物と人間の絆、そして別れ。切ない話もあれば、感動的な話もあって、毎回ドキドキしながら読んでいました。特に、魔物が消えてしまうシーンは、今でも忘れられません。

また、この漫画の魅力は、友情だけじゃないんです。魔物が使う様々な術も、楽しみの一つでしたよね。新しい術が出るたびに、友達と『次はどんな術が出るんだろう?』って話したものです。あのワクワク感は、大人になった今でも忘れられません。

そして、この漫画には、心に響く言葉がたくさん出てくるんです。子供の頃に読んだこれらの言葉は、大人になった今でも心に深く残っています。

もし、まだ『金色のガッシュ!!』を読んだことがない人がいたら、ぜひ一度読んでみてください。

アニメ化情報!

「金色のガッシュ!!」ですが、「金色のガッシュベル!!」の名前で2003年4月にアニメ化されています。

そのため今ではDMM TV、ABEMA、Netflixなどで視聴が可能です。

注目ポイント① 友情の物語に感動!

友情の物語に感動!

「金色のガッシュ!!」の魅力の一つに、ガッシュと清麿、そして仲間たちとの間で育まれる友情の深さが挙げられます。異世界の魔物であるガッシュと、天才少年の清麿。最初はぎこちなかった二人の関係は、共に困難を乗り越える中で次第に深まっていきます。

ガッシュの純粋な心と、清麿の冷静な判断力。全く異なる二人の組み合わせは、一見するとアンバランスに思えます。しかし、ガッシュの無邪気な笑顔に清麿が心を動かされ、清麿の知恵と勇気にガッシュが力を得る。互いを補い合い、成長していく二人の姿は、読者の心を温かく包み込んでくれます。

そして、ガッシュと清麿だけではありません。物語には、個性豊かな魔物たちが数多く登場します。ライバルであり、時に仲間となる魔物たちとの絆も、物語を彩る重要な要素です。共に戦い、共に悩み、そして共に成長していく。彼らの友情は、読者に友情の大切さを教えてくれます。

特に印象的なのは、それぞれの魔物たちが抱える過去や願いです。それぞれの背景を持つ魔物たちが、ガッシュたちと出会い、友情を深めていく過程は、読者の心に深く響きます。彼らの成長を通じて、私たちは友情の力、そして生きる喜びを改めて感じることができるでしょう。

金色のガッシュ!の友情の物語は、決して甘いものではありません。裏切りや別れ、そして葛藤。様々な困難を乗り越えながら、友情は深まっていくのです。しかし、その困難を乗り越えることで、友情はより強固なものとなるのです。

注目ポイント②呪文の面白さと、それが生み出すバトルシーンの熱さ

呪文の面白さと、それが生み出すバトルシーンの熱さ

金色のガッシュ!の魅力は、個性豊かなキャラクターや感動的なストーリーだけじゃありません。呪文の面白さと、それが生み出すバトルシーンの熱さも、この作品を語る上で外せない要素の一つなんです。

まず、呪文の多様性と創造性には驚かされますよね。それぞれの魔物に合った特徴的な呪文が用意されているんです。しかも、単に攻撃するだけじゃなく、相手の動きを遅くしたり、重力を操ったりと、その効果も実に様々。これら個性的な呪文が組み合わさって生まれるバトルシーンは、まさに目を見張るものがあります。

例えば

ガッシュ・ベル

  • ザケル: ガッシュの最も基本的な呪文で、様々な物体を飛ばす攻撃呪文。
  • ラシルド: 長方形の壁を作り出す防御呪文。
  • ジケルド: 球体を吐き出し、相手に磁力を与える呪文。
  • バオウ・ザケルガ: ガッシュの最強呪文の一つ。強力なエネルギー弾を放つ。

さらに、呪文の威力は、単に魔物自身の力だけでなく、パートナーとの絆の深さによっても左右される点が興味深いところです。ガッシュと清麿の絆が深まるにつれて、「バオウ・ザケルガ」の威力も増していく様子は、見ている私たちにも感動を与えてくれます。

呪文を詠唱する際のイントネーションやリズムもまた、魅力の一つです。力強い詠唱、冷静な詠唱、それぞれの魔物の個性が表れた詠唱は、バトルシーンをよりドラマチックに彩ります。

そして、呪文を使ったバトルは、単なる力比べではありません。それぞれの魔物が持つ想いや、パートナーとの絆が込められた、熱い戦いが繰り広げられます。ガッシュとブラゴの対決は、友情とライバル意識が入り混じった複雑な感情が表現されていて、読者も感情移入せずにはいられません。

注目ポイント③切ない別れも描かれる

切ない別れも描かれる

「金色のガッシュ!」は、友情や成長といった温かい物語だけでなく、読者の心を打ち震わせる切ない別れも描き出しています。この作品が単なるバトル漫画ではないことを際立たせる要素の一つが、この「別れ」の描写と言えるでしょう。

魔物と人間の別れ

物語の根幹を成すのは、100人の魔物が人間とペアを組み、魔界の王を決めるという設定です。つまり、勝利を掴むのはたった一人であり、残りの魔物たちは故郷である魔界へ帰らなければならない運命が最初から決まっているのです。

ガッシュと清麿の友情が深まるにつれ、読者は彼らの別れが来ることを予感し、切ない気持ちを抱きます。そして、他の魔物たちとの別れもまた、読者の心を揺さぶります。それぞれの魔物とパートナーは、短いながらも濃密な時間を共に過ごし、深い絆を築きます。その絆が深まるほど、別れは読者の心に大きな傷跡を残します。

成長の痛みを伴う別れ

別れは、キャラクターたちの成長を促すきっかけにもなります。大切な仲間との別れを経験することで、彼らはより一層強くなり、大人へと成長していきます。しかし、その成長の裏には、乗り越えなければならない大きな痛みがあるのです。

読者の心に残る別れ

「金色のガッシュ!」の別れは、単なる悲劇ではありません。それは、読者に深い感動と余韻を残す、美しい別れなのです。キャラクターたちの成長、友情の深さ、そして命の尊さ。これらの要素が絡み合い、読者の心に忘れられない感動を与えます。

なぜ、別れが描かれるのか?

なぜ、作者はこれほどまでに切ない別れを描き出すのでしょうか?それは、読者に人生の儚さや、大切なものを失うことの悲しみを教えるためかもしれません。そして同時に、別れがあるからこそ、出会いの喜びや友情の大切さをより深く感じられるということを伝えているのではないでしょうか。

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