タイトル:貸した魔力は【リボ払い】で強制徴収~用済みとパーティー追放された俺は、可愛いサポート妖精と一緒に取り立てた魔力を運用して最強を目指す。~
作者 :飯島しんごう・まさキチ
連載期間:2023年~
巻数 :既刊19巻(2024年9月現在)
作品情報
若手有力パーティー『断空の剣』に所属するレント。彼はユニークギフト《魔蔵庫》で魔力を【貸与】し、メンバーをサポートしてきた。だが、他のメンバーたちが急成長する一方で、彼の成長は取り残されていた。仲間からお荷物扱いされていたレントは、無情にも『断空の剣』パーティーから追放されてしまう。今までの献身を踏みにじる仕打ちに憤るレント。その怒りによって彼のギフトは《無限の魔蔵庫》へと進化を遂げた。同時に出現したサポート妖精エムピーに導かれたレントは、今までパーティーのメンバーに貸した魔力の取り立てを決意する!
管理人の戯言
初めてこの漫画と出会ったときの印象は「魔力を貸す?リボ払い?なんだそれ?」くらいな気持ちで読んでいました。
読み進めていくうちにリボ払いの怖さが分かり、利息だけ返済していく仕組みって怖いなという気持ちになりました。
主人公レントの能力が『魔力貸与』というパーティーの仲間たちに魔力を貸していくというものということがすべての始まりになります。一見すると自分の力が強いわけではなく、他人に守ってもらうという弱そうな能力ですよね。
レントの周りもそう思っていたわけです。
そしてある時を境にレントはパーティーから見放されてしまいます。
ただ今まで貸してきた分は返してもらわないといけないわけで、返し方を”リボ払い”という悪魔の契約をさせるんですね。
今までの強さがレントの力と思っていなかったもともとのメンバーは「何でいつもは簡単に勝てたモンスターに手こずってしまうのか」と頭を抱え始めます。
(ここらへんがすごくざまぁ体験です)
果たして魔力の取り立てはどのくらいのものなのか、ぜひ読んでみてはいかがでしょうか。
注目ポイント① レントのユニークギフト《魔蔵庫》
レントのユニークギフト《魔蔵庫》
主人公レントのユニークギフト《魔蔵庫》は、この物語の中心的な要素です。彼の能力は、他人に魔力を貸し与えるという一風変わったもので、これまでの冒険の中で仲間たちを支えてきました。しかし、その代償として彼自身の成長は遅れがちで、仲間からはお荷物扱いされることも少なくありませんでした。
《魔蔵庫》の能力は一見便利そうに見えますが、実際には多くの制約があります。レントは魔力を貸し与えることで仲間の戦闘力を一時的に強化できますが、その魔力は後で返してもらわなければなりません。さらに、魔力を貸し与える際にはレント自身の魔力も消耗するため、彼自身が戦闘に参加する余裕はほとんどありませんでした。
そんな中、レントは仲間からの信頼を失い、ついにはパーティーから追放されてしまいます。このシーンは物語の大きな転機となり、読者の心を強く揺さぶります。追放されたレントは、自分の能力を見直し、新たな道を模索し始めます。
ここで登場するのが、可愛いサポート妖精エムピーです。彼女はレントに新たな希望を与え、彼の旅をサポートします。エムピーの存在は、物語に癒しとユーモアをもたらし、読者にとっても心温まるキャラクターとなります。
レントはエムピーの助けを借りて、今まで貸した魔力を取り立てることを決意します。この新たな展開は、彼の成長と復讐の物語を一層面白くします。彼がどのようにして魔力を取り立て、最強を目指すのか、その過程が丁寧に描かれています。
《魔蔵庫》の能力を最大限に活用し、レントは新たな仲間と共に冒険を続けます。彼の知恵と工夫が試される場面や、強敵との戦いが物語をさらに盛り上げます。レントの成長と共に、読者も彼の旅に引き込まれていくことでしょう。
注目ポイント②魔力の取り立て
魔力の取り立て
レントが追放された後、彼は今まで貸した魔力を取り立てることを決意します。この決断は、彼の成長と復讐の物語において重要な転機となります。魔力の取り立ては単なる復讐ではなく、彼自身の力を取り戻し、さらに強くなるための手段でもあります。
レントは、これまでの冒険で多くの人々に魔力を貸し与えてきましたが、その魔力はまだ彼のものです。彼はその魔力を取り戻すことで、自分の力を再び手に入れ、さらに強化することができます。しかし、魔力の取り立ては簡単なことではありません。彼は借りた魔力を返さない者たちと対峙しなければならず、その過程で多くの困難や危険に直面します。
この新たな展開は、レントの成長と復讐の物語を一層面白くします。彼がどのようにして魔力を取り立て、最強を目指すのか、その過程が丁寧に描かれています。レントは、魔力を取り立てるために知恵と工夫を駆使し、時には戦いを避けるための交渉や策略を用いることもあります。彼の知恵と勇気が試される場面は、読者を引き込む要素の一つです。
また、魔力の取り立てを通じて、レントは新たな仲間と出会い、彼らとの絆を深めていきます。彼の成長と共に、仲間たちとの関係も変化し、物語にさらなる深みを与えます。新しいキャラクターたちの個性や背景も、物語を豊かにする重要な要素です。
さらに、レントの魔力運用の戦略も見どころです。彼は取り立てた魔力をどのように運用するのか、その戦略が物語の鍵となります。彼の知恵と工夫が試される場面は、読者を引き込む要素の一つです。魔力の運用方法やその効果が、物語に新たな展開をもたらし、読者を飽きさせません。
注目ポイント③沙優の未来への決意
沙優の未来への決意
サポート妖精エムピーの登場は、物語において非常に重要な転機となります。レントがパーティーから追放され、絶望の中にいる時、エムピーは彼の前に現れます。彼女は小さな体に大きな力を秘めており、レントに新たな希望と方向性を与えます。
エムピーは、ただのサポートキャラクターではありません。彼女はレントの心の支えとなり、彼の成長を促す存在です。彼女の明るく前向きな性格は、レントにとって大きな励みとなります。エムピーは、レントが自分の能力を最大限に活用し、最強を目指すためのアドバイスやサポートを惜しみなく提供します。
エムピーのキャラクターは、物語に癒しとユーモアをもたらします。彼女の可愛らしい外見と、時折見せるお茶目な一面は、読者にとっても心温まる存在です。エムピーの登場シーンや彼女とレントのやり取りは、物語の中で一息つける瞬間を提供し、読者にとってもリフレッシュできる要素となっています。
また、エムピーは単なるサポートキャラクターにとどまらず、物語の進行において重要な役割を果たします。彼女の知識や魔法の力は、レントが困難な状況を乗り越えるための鍵となります。エムピーの存在が、レントの冒険を一層魅力的で深みのあるものにしています。
エムピーとレントの関係性も、物語の中で徐々に深まっていきます。彼らの絆が強まることで、レントは自分の力を信じ、前に進む勇気を得ることができます。エムピーのサポートを受けながら、レントは新たな仲間と出会い、彼らと共に冒険を続けていきます。
閲覧できるサイト
