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漫画「ハリガネサービスACE」感想・レビュー!あの激闘の続編!全国大会も強豪揃い!

スポーツ

タイトル:ハリガネサービスACE
作者  :荒達哉
連載期間:2018年~2023年
巻数  :既刊24巻(完結)

作品情報

※画像引用:荒達哉「ハリガネサービス」新章「ACE」が週チャンで開幕、舞台は全国大会 – コミックナタリー

下平たち豊瀬高校が駿天堂学院の10連覇を阻んだインターハイ東京予選決勝戦は、全ての黎明にすぎなかった…。さらなる猛者たちが集う全国の舞台へ、豊瀬高校が挑む新シリーズ!!

管理人の戯言

※画像引用:ハリガネサービスACEのエピソード一覧|無料漫画・試し読みはマンガボックス

初めてこの漫画と出会ったときの印象は「ハリガネサービスに続きがあったのか!これは見ないと」くらいな気持ちで読んでいました。

読み進めていくうちに下平の成長や全国大会に出てくる猛者たちのキャラクター、そして感動的な最後とバレー漫画の面白さがとても伝わってきました。

まず前作のハリガネサービスで県大会を優勝し、その続きが無いのか気になっていました。

見つけてしかも24巻まであることにとても歓喜したことを覚えています。

下平とマネージャーの関係性もチーム内での恋愛もとても面白くなってきます。

この漫画から感じるのは、チームの役割つまり存在価値っていうものに人間はすがりつきたくなるのかなということです。

選手である以上、何かしらの力を持っているはずなのですが、みんなそれを見失わないようにする。

差別化ではありませんが、これって強豪校ならではですが、社会に出ても通じる考え方ですよね。

「なぜ自分が選ばれるのか?」もちろん監督(上司)の考えが大多数なのですが、その選ばれるという感覚は高校生で終わるのではなく社会人になってもぜひ持ち続けてほしい気持ちだと思います。

※画像引用:ハリガネサービスACE 第1話|秋田書店

彼らは全国大会でどのような試合を見せるのか、ぜひ読んでみてはいかがでしょうか。

注目ポイント① 下平鉋の驚異的なサーブ

 下平鉋の驚異的なサーブ

※画像引用:ハリガネサービスACE|秋田書店

「ハリガネサービスACE」の主人公、下平鉋(しもだいら かんな)は、その驚異的なサーブで読者を魅了します。彼のサーブは、単なる力任せのものではなく、精密なコントロールと戦略が組み合わさったものです。特に注目すべきは、彼の「ネットインサーブ」です。このサーブは、ボールがネットに触れてから相手コートに落ちるという、非常に難易度の高い技術です。

下平のサーブは、相手チームにとってはまさに悪夢です。ネットに触れることでボールの軌道が変わり、予測が難しくなります。これにより、相手のレシーブミスを誘発し、得点を重ねることができます。実際のバレーボールでは非常に稀な技術ですが、下平はこれを自在に操ることで、試合の流れを一変させます。

また、下平のサーブには彼の成長と努力の物語が詰まっています。彼は元々、特別な才能を持っていたわけではありません。しかし、地道な練習と試行錯誤を重ねることで、この驚異的なサーブを身につけました。彼の努力と成長は、読者にとって大きな励みとなります。

さらに、下平のサーブは単なる技術ではなく、チーム戦略の一部としても重要です。彼のサーブを活かした戦術は、チーム全体のプレーに大きな影響を与えます。例えば、相手のレシーブを崩すことで、次の攻撃を有利に進めることができます。これにより、チーム全体の連携が強化され、試合を有利に進めることができます。

このように、下平鉋のサーブは「ハリガネサービスACE」の中で非常に重要な要素となっています。彼の技術と努力、そしてそれを支えるチームの戦略が組み合わさることで、読者は一層物語に引き込まれることでしょう。下平のサーブがどのように試合を変えるのか、その一瞬一瞬を見逃せません。

注目ポイント②感動的なライバル関係

感動的なライバル関係

※画像引用:ハリガネサービスACE|秋田書店

「ハリガネサービスACE」の中で特に感動的なのは、主人公・下平鉋(しもだいら かんな)と羽座川扇(はざかわ おうぎ)のライバル関係です。彼らの関係は、単なる競争相手を超えた深い友情と尊敬に満ちています。試合中の激しい対決はもちろん、試合後の互いを認め合うシーンも非常に印象的です。

下平と羽座川は、バレーボールに対する情熱と努力の面で共通点が多く、互いに切磋琢磨することで成長していきます。下平の驚異的なサーブと羽座川の卓越したレシーブ技術は、まさに火花を散らすような対決を生み出します。彼らの試合は、観客を魅了し、手に汗握る展開が続きます。

特に印象的なのは、試合後のシーンです。激しい戦いを終えた後、二人は互いの実力を認め合い、次の試合に向けてさらに高みを目指す決意を固めます。このようなシーンは、読者にとっても大きな感動を与え、スポーツの本質である「競い合いながらも尊敬し合う」姿勢を強く感じさせます。

また、彼らの関係はチーム全体にも良い影響を与えます。下平と羽座川の競争心は、他のチームメイトにも刺激を与え、全体の士気を高めます。特に、試合中の緊張感やプレッシャーの中で、互いに励まし合う姿は、チームの絆を深める重要な要素となっています。

さらに、彼らのライバル関係は物語の進行においても重要な役割を果たします。下平と羽座川の対決は、物語のクライマックスを盛り上げるだけでなく、彼らの成長と変化を描く重要なエピソードとなっています。読者は、彼らの関係を通じて、努力や友情、そして成長の大切さを学ぶことができます。

このように、「ハリガネサービスACE」における下平鉋と羽座川扇のライバル関係は、単なる競争を超えた深い感動を与える要素となっています。彼らの関係を通じて描かれる友情と尊敬の物語は、読者の心に深く響くことでしょう。

注目ポイント③戦略的な試合展開

戦略的な試合展開

※画像引用:ハリガネサービスACE 第1話|秋田書店

「ハリガネサービスACE」の魅力の一つは、戦略的な試合展開です。この漫画では、単なる力任せのプレーではなく、緻密な戦略とチームワークが重要視されています。特に、主人公・下平鉋(しもだいら かんな)のサーブを活かした戦術は見どころの一つです。

下平のサーブは、相手チームのレシーブを崩すための強力な武器です。彼のサーブは非常に精密で、相手の弱点を突くことができます。例えば、相手のレシーブが苦手な位置にボールを送り込むことで、相手のフォーメーションを乱し、次の攻撃を有利に進めることができます。このような戦術は、試合の流れを大きく変える力を持っています。

また、チーム全体の連携も重要です。下平のサーブを最大限に活かすためには、他のチームメイトとの連携が欠かせません。例えば、サーブ後のブロックやレシーブの配置を工夫することで、相手の攻撃を封じ込めることができます。このような緻密な戦略は、試合を一層面白くし、読者を引き込みます。

さらに、試合中のリアルタイムでの戦略変更も見どころです。相手チームの動きを見ながら、瞬時に戦術を変更する能力は、チームの勝敗を左右します。下平やチームメイトたちは、試合中に何度も戦略を練り直し、最善の方法を模索します。このようなシーンは、読者にとって非常にスリリングで、手に汗握る展開が続きます。

「ハリガネサービスACE」では、戦略的な試合展開が物語の核心を成しています。単なる力比べではなく、頭脳戦が繰り広げられることで、試合の緊張感が一層高まります。下平のサーブを中心に展開される戦術は、読者にとっても学びが多く、バレーボールの奥深さを感じさせます。

このように、「ハリガネサービスACE」の戦略的な試合展開は、読者を引き込む大きな要素となっています。緻密な戦略とチームワークが織り成す試合は、まさに見どころ満載で、次の展開が待ち遠しくなることでしょう。

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